最近はバスが随分と混むんだよねえ。


もう少しバスの本数を増やしてくれないかなあ。


そういえば、この間乗ったバスの中には「乗客の務め」という張り紙がありました。
お年寄りには席を譲りましょうとか、きちんと運賃を払いましょうといった一般的な項目の中に、「酔っ払いが乗ってる場合、乗客たちは車掌に協力してバスから追い出す義務があります。」という一項目がちゃんとありましたよ。モンゴル的ですよね。


アルコール問題はほんと深刻です。
毎年、新年や旧正月の時期にお酒が原因で命を落とす人が大勢います。
泥酔して戸外で横になって手足を失う人もいっぱいいます。マイナス30度の中で横になっていれば、そりゃあ凍傷になりますよね。


日本では酔っ払いがコントやコメディの題材になったりもしますが、ここモンゴルではそれほど目にすることはありません。
アルコールの問題は余りにも深刻なので、とても笑う気にはなれないのです。
酔っ払っている人に対する人々の目は、軽蔑以外の何物でもありません。
怒声、悲鳴、殴り合い、路上に広がる血痕、どれも日常の光景です。すさんでいますね。


アルコールの乱用に警鐘を鳴らすテレビCM、広告、キャンペーンソング、イベントなどありますが、問題の根は非常に深く、一朝一夕には解決を見ない状況です。悲しいですけど現実は厳しいですね。
とにかく、なんとかならんのかなーっと、いつも考えています。