洋ナシのお酒

ブルターニュの特産は、シードル。 ご存知の通り、リンゴのお酒。 イギリスだとサイダーですね。 夏の暑い日差しの中で、しゅわしゅわ泡立つきりりと冷えたシードルで喉を潤すのは最高。 ビールに枝豆、ガレットにシードルですね。 レンヌの周りもりんご農家…

雨と霧の国

フランス、ブルターニュの冬は、雨の降らない日が珍しいというぐらい本当によく雨が降ります。 大西洋からの湿った空気が流れ込んできて一日のうちで天候が二転三転します。 霧の濃い日もまた多く、昼の12時でもこのとおり。 ブルターニュはまるでイギリスの…

モンゴルではパール、フランスではショファージュ

ウランバートルも連日マイナス30度以下の気温になっているようで、今が一年のうちでも一番寒さの厳しい季節。 モンゴルの場合、特に都市部のアパートには基本的にはパールと呼ばれる温水暖房が完備されています。 分厚い(40〜50センチ)壁の優れた断熱効果と…

ガレットとゴロワルジン ボダー

モンゴル語で穀物は、「ボダー(будаа)」。 食料品店や市場では、小麦粉や穀物類がいろいろと売られております。 米は「ツァガーン ボダー(白い穀物)」、キビは「シャル ボダー(黄色い穀物)」、そしてソバは「ゴロワルジン ボダー(三角形の穀物)」。 ソ…

フランスでゲルを作ろう

近所の図書館から借りてきたフランスのDIY雑誌。自分たちでゲルを作ってみようという記事が掲載されています。 ゲルではなくて、ユルトですね。ゲル(ユルト)はモンゴルだけでなく中央ユーラシアの草原地帯でも用いられており、地続きのヨーロッパでもよく知…

ブルターニュの牡蠣味ポテチ

近所のスーパーで物色中に見つけた一品。 ポテトチップス。 なんと牡蠣味。 フランスの西端に突き出たブルターニュ地方は、海産物の豊富な土地柄。 牡蠣も特産品なのですが、ポテトチップスとはねえ。 ブルターニュ産をアピールしてあります。 お味のほうは……

モンゴル再訪です

大切な用事があって、10日ほどモンゴルに行ってきました。 今回は、レンヌからパリまでTGVで移動、パリからトルコ航空でイスタンブールまで行き、イスタンブール発ウランバートル行のトルコ航空を利用しました。 イスタンブールとウランバートル間は、途中で…

ブルトン人とモンゴル人

フランス北西部に突き出したブルターニュ半島の地域は、1532年にフランスに併合されるまで、ブルターニュ公国という名のフランスとは別個のブルトン人の独立国家でした。 独自の文化習慣の残るこの地で暮らし始めると、フランスであってフランスでないという…

クスクス

アルジェリア出身の友人が昼食に招待してくださり、クスクスでもてなしてくださいました。クスクスとは、デュラム小麦の粗挽き粉をそぼろ状にしたものに具をのせて食べる料理。 アルジェリアでの日常食ですね。 「これがクスクスでしょ」って言ったら、「何…

実はモンゴルにあったフランスの公共デザイン

レンヌ郊外のとあるバス停でふと目に留まったゴミ箱。 なんの変哲もないゴミ箱だが、なんだかどこかで見たような気がする。 家に帰って以前に撮った写真を探したら出てきました。 ウランバートルのバヤンズルフ地区で見かけたゴミ箱。 工作精度や仕上げに違…

鐘の音がぐわんぐわんと鳴り響く朝

近所の古い教会が朝の10時に突然鐘を鳴らし始めました。 いつもは一日に二回、昼の12時と夜の7時に穏やかに鐘を鳴らすだけなんだけど今日に限っては、ぐわんぐわんとやたらと激しく鳴らし続けている。 鐘の音がいっこうに止まないので何事が起きたのかと思っ…

フランスにおります

モンゴルから引き揚げて10か月ほどが経ち、訳あってフランスに移動することになりました。 ブルターニュ地方のレンヌ郊外にとりあえずアパートを借りて暮らし始めています。レンヌはパリからTGVで2時間ほどの距離に位置する町ですが、穏やかな雰囲気の地方都…

モンゴルにはウランバートル鉄道とモンゴル鉄道がある

陸路でモンゴルに入国する場合や、中国側国境のザミンウデとロシア側国境のスフバートル間に位置するサインシャンド、ウランバートル、ダルハンや、エルデネット(ダルハンからの支線)といった主要な町への主要な移動手段として鉄道は利用されています。 移…

ミミのお気に入り

引き出しの中に潜むのは…。 ミミさんです。 狭い場所が落ち着くみたいよ。 タンスの上もお気に入り。 人間どもを睥睨するのじゃ。 そんなミミさんの苦手とするものは、動物病院で処方された虫下し。 いきなりブルーな気持ち。 おくすりきらい。 …… かんべん…

ツァガンサル前の慌ただしさよ

ツァガンサル前のウランバートルは、買い出しの車で大渋滞。 ナラントールザハから太陽橋まで車がぎっしりです。 ザハでは旧正月に備えてお菓子類を買う人たちの姿も。 骨董の店も通常営業。 我々もいろいろと買い物してきました。 町中どこも込み合っている…

モンゴルに到着しました

金曜日の晩にモンゴルに到着しました。 5ヶ月ぶりのモンゴルは飛行機から降りた途端に濃厚な煙の匂いで迎えられました。 相変わらずすごいですね。 最近は中国の大気汚染の報道が頻繁になされているようですが、ウランバートルも大変よ。 半年ほど離れていた…

ウランバートルのキノコ人間

「職業の中で一番良いのはタクシー運転手。好きな時間に働いて、乗せてやってもいいと思った客だけを選んで乗せる。客が路上で手を挙げていても渋滞が激しい場所なら無視してもいい。乗せたところで気に入らなければどこでも好きな場所で降ろしてしまえばい…

鼻毛の長さで測るウランバートルの大気汚染

あいかわらずウランバートルの空気の汚れは深刻ですが、空気の汚れを鼻毛の長さで表したらどうなるの?↓Map | Clean Air Asia 冗談みたいなサイトですが、ウランバートルの大気汚染度は6段階の5番目「very poor」だそうです。 鼻毛もかなり伸びてます。 「世…

「奇妙な食べ物」 モンゴル編

モンゴルの食べ物といえば肉と乳と臓物がメイン。「アンドリュー・ジマーンの奇妙な食べ物 (原題:Bizarre Foods with Andrew Zimmern)」とは、アンドリュー・ジマーンという元シェフでフードライターのおじさんがホストの番組で、毎回世界各地の「奇妙な食…

厳寒を乗り切るテクニックをモンゴル人に見倣う

マイナス40度にもなるモンゴルの冬。 それに比べれば0度前後なんてなんでもないような気がするが、東京の冬はやっぱり寒い。 本当に寒い。 体の芯から寒くなる。 なんで? モンゴルの冬といえば肌に突き刺さるような鋭い冷気、視界に入るものすべてが固く凍…

「発掘! モンゴル恐竜化石展」へ行ってきました。

大阪の長居公園にある大阪市立自然史博物館で開催中の「発掘! モンゴル恐竜化石展」へ行ってきました。 手術室看護師が働く施術室はどんなところ? モンゴル科学アカデミーほかの主催による特別展ということで、ウランバートルの自然史博物館にも展示してあ…

モンゴルにいってきます

2月の始めに所用でモンゴルにいってきます。 防寒ブーツなど処分してしまったので、どうしようかと思案中。今年は寒いよねえ。 モンゴルブログランキングです。 にほんブログ村

デイリーポータルZで紹介していただきました

けっこう前に書いた記事なんですが、デイリーポータルZのデイリー道場で紹介していただきました。 @nifty:デイリーポータルZ:デイリー道場:総勢28の顔が出迎える「トラクターの顔」、写真がすべて寒そうな「ウランバートルの街角に潜む奇妙なオブジェた…

羊毛を夢中でふみふみしているミミさんに生じた出来事とは?

柔らかい布や毛皮が大好きなミミさん。 暇さえあれば一心不乱にふみふみします。 ふみふみ中のミミさんは心ここに有らずの恍惚状態。 自分の世界に入り込んでいるそんなミミさんにちょっかい出すのがグルッグ。 悪気があるんだか分かりませんが、ミミさんの…

ミミさんの片耳はどうしてないの?

ミミさんの名前の由来は、片耳がないことから。 どうして右耳だけないの? 凍傷でなくなった? 他の猫や犬と喧嘩してちぎれてしまった? 昼寝している間にネズミにかじられた? なんだろうねえ? 本人に聞いてもわかんないしね。 そもそもミミとの出会いは、…

マイナス40度のモンゴルの冬を耐えられる手袋がユニクロで手に入るよ

ウランバートルの今日の気温はマイナス25度だそうですね。 これからユスと呼ばれる本格的厳冬期に向かってモンゴルの寒さは一層厳しさをますことでしょう。 マイナス40度のモンゴルの冬を乗り越えるためには、やっぱり防寒グッズが大切。 冬の時期にモンゴル…

ミミさんはまだモンゴルにいるんだけど、近況報告にはびっくりしただ

モンゴルから引き揚げ!? じゃあ、ミミさんはどうなったの? 日本への引き上げの際に、ミミとは泣く泣くお別れになりました。 今のところはモンゴルで友人に一時預かってもらって、また引き取りに行く予定ではあります。 で、ミミさんの近況はといいますと……

モンゴルへの架け橋「oliva de frutas」

実は、いろいろと思うところがあって、11年余り住み続けたモンゴルを離れて、一旦日本へ帰国しました。 ウランバートルの煙害と冬の寒さのダメージもあって、ちょっと体調を整えたいと思います。 日本の気候は穏やかで体にやさしいですね。 毎日美味しい食事…

サヨナラから はじまることが

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ダルハンまで長距離バスで行ってみよう

日本の4倍もの広さを持つモンゴル国ですが、今のところ鉄道は基本的に中国からロシアに南北にぬける路線だけです。 ですから東西方向の移動のための公共交通機関といえば、飛行機かバスが基本になります。 ウランバートルから北と西方向への長距離バスのター…