クスクス
アルジェリア出身の友人が昼食に招待してくださり、クスクスでもてなしてくださいました。
クスクスとは、デュラム小麦の粗挽き粉をそぼろ状にしたものに具をのせて食べる料理。
アルジェリアでの日常食ですね。
「これがクスクスでしょ」って言ったら、「何言ってんだい、これはクスクスじゃないよ。」
「?」
「これはスムール。まだクスクスじゃない。」
「?」
で、クスクスとはこの状態になったもの。
そぼろ小麦粉はスムールといいます。
つまり具とスムールが一緒になった料理がクスクス。
日本人が「ごはん」という表現を使うのに似ているかな。
スムールに野菜やソーセージを煮込んだスープをかけていただきます。
香辛料の効いたピリ辛ソーセージがアクセントになってとっても美味しい。
ブルターニュ特産のシードルと一緒にいただきました。
フランスはアラブ系やアフリカ系の人たちも多く住んでいますので、クスクスはどこのお店でも売っています。
作り方も比較的簡単だし、今度はうちで作ってみよう。
ベトナム系移民が多いこともあってアジアの食材もスーパーに並んでいます。
フランスはやっぱり国際色豊かですよね。
もちろん日本食も。
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