フランスでゲルを作ろう
近所の図書館から借りてきたフランスのDIY雑誌。
自分たちでゲルを作ってみようという記事が掲載されています。
ゲルではなくて、ユルトですね。
ゲル(ユルト)はモンゴルだけでなく中央ユーラシアの草原地帯でも用いられており、地続きのヨーロッパでもよく知られているようです。
昔に比べてモンゴルやカザフ、キルギスといった国からの人の行き来が増えたせいもあるのでしょうが、フランスにはゲル形式のホテルも意外なほど多くあります。
で、ゲルを自分たちで作っちゃおうということみたい。
モンゴルゲルの場合、間口がかなり低く、出入りの際にはかがまないと頭を打つ恐れがありますが、このフランスゲルは、ハナ(壁)の高さがなんと2メートル以上あります。
巨大です。
当然、天井までは4メートル以上になるので、なんだか無駄に背高なんじゃないかと思ったら、内部にはロフトまであったのでした。
さすがフランス人。
ゲルの天頂部は、ちゃんとモンゴル語の「トーノ」という言葉が使われているなんで嬉しいじゃありませんか。
この雑誌、読者がDIYでゲルを作れるように付録に図面までついてます。