鐘の音がぐわんぐわんと鳴り響く朝

近所の古い教会が朝の10時に突然鐘を鳴らし始めました。
いつもは一日に二回、昼の12時と夜の7時に穏やかに鐘を鳴らすだけなんだけど今日に限っては、ぐわんぐわんとやたらと激しく鳴らし続けている。
鐘の音がいっこうに止まないので何事が起きたのかと思って様子を見に行ってみると、近所の人たちが三々五々集まってきて皆教会のなかに入っていきます。



正面から中を覗くと聖母像が飾られて何やら儀式が行われている様子。



これは聖母マリアが肉体と霊魂を伴って昇天したというカトリックの信仰に基づく儀式だそうです。
聖母被昇天祭という名前で、フランスでは毎年8月15日が祝日なのです。



普段の日はしっかりと扉がざされて人気を感じない教会ですが、こうした祭日にはやっぱり人が大勢集まるものなんですね。
フランスはカトリックの国だと改めて認識しました。



休日はスーパーや商店も軒並み休みになっちゃうし、公共交通機関もかなり間引いた運転になるのでちょっと不便。
今日はレンヌまで行く用事があったのでバスで行こうかと思ったんですが、休日ダイヤだと始発が午後1時過ぎからとかなり不便なのでバス利用はあきらめました。(平日だと朝6時からバスが走っているんですが。)

モンゴルは休日でもここまで公共サービスは控えていなかったですけど、さすがフランスです。


うちのまわりは普段でも静かで落ち着いた場所なんですが、休日の朝は本当にしんとした雰囲気で鳥のさえずりやこずえの音がいつも以上に良く聞こえます。


田舎なんですねえ。



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