モンゴルの食料確保率は北朝鮮に次いでアジアで二番目に低い

monmole2011-01-17


表示できません - Yahoo!ニュース
【ソウル4日聯合ニュース】米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)は4日、昨年末現在の北朝鮮の食糧確保率は7.2%で、アジア諸国で最低水準だと伝えた。
 報道によると、国連食糧農業機関(FAO)は先週発表した作況見通しと食糧状況に関する報告書で、北朝鮮は2011年11月までに外部から約80万トンの食糧を入手しなければ、不足分を補うことはできないと分析。これに対し、昨年末現在、北朝鮮が年間収穫量のほかに追加で確保した食糧は国連が支援を約束した6万2000トンがすべてだと指摘した。
 昨年の穀物収穫量統計の後、北朝鮮が商業取引などを通じ追加で確保した穀物量(6万2000トン)を、ことし11月までに不足すると予想される穀物量(80万トン)で割り食糧確保率 を算出したところ、7.2%となった。
 食糧難が深刻なアジア7カ国のうち食糧確保率が最も低かったのはパキスタン(72.0%)で、次いでイラク(51.0%)、キルギスタン(29.0%)、モンゴル(7.7%)、北朝鮮(7.2%)の順だった。ただ、アフガニスタン、イエメンの食糧確保率は把握されていない。
 FAOは、栄養失調が深刻な住民500万人に緊急に食糧を支援すべきだと北朝鮮当局に勧告したが、まだ返答がないと伝えている。





この記事によるとモンゴルの食糧確保率は北朝鮮に次いでアジアで二番目に悪いということです。

FAOのモンゴル国に関するページを見てみると…
Food and Agriculture Organization of the United Nations
モンゴルの総人口の29%が栄養不良だとのこと。(Proportion of undernourished in total population: 29%)

同じくFAOには世界飢餓マップが報告されていますが…
Food and Agriculture Organization of the United Nations

たしかにモンゴルは北朝鮮と同じレベルに色分けされていますね。


高級スーパーに並ぶ食材の種類や量も昔に比べればはるかに豊かになってはいるのですが、その一方で慢性的に栄養不足な人たちも大勢生活しています。
富裕層と貧困層の格差がますます広くなっていることを実感しますね。
冬の寒さの一番激しい時期には、文字通りの死活問題です。