これから観光でモンゴルに訪れる人も増えるんでしょうけど、ウランバートル市内の治安は年々悪化しているのでぜひ十分注意してほしいと思います。
外国人はお金持ちというふうに思われているので(とりわけ日本人は)、スリや強盗のかっこうのターゲットになるんですよね。
欧米人の場合は、どんな格好をしていてもすぐに外国人であることがわかりますが、日本人はちょっと工夫するだけで目立たなくできるんですよね。とにかく人目を引かないようにするのが第一です。


ウランバートルにしばらく住んでいると、韓国人、中国人、日本人、モンゴル人の違いが一目でわかるようになります。
大抵の観光客は、明らかに周囲のモンゴル人から浮いた格好をしているんですよね。
モンゴルというと大草原でのキャンプというイメージが強いのでしょうが、いかにもアウトドアファッションという格好では、街中ではたいへん目立ちますし、すぐにターゲットにされてしまいます。
特にモンゴル人男性は、鮮やかな色の服って余り着ないんですよね。とりわけ赤とか黄色のフィールドジャケットとか、フィッシングベストのような服を着ている人は遠めにも外国人観光客であることがまるわかりなんです。
黒系、茶系の地味な服を着ていると目立たないんですが。


日本人女性の場合は、モンゴル人と歩き方がまるで違うとよく言われます。
日本人は小股でちょこちょこ歩いているみたいなんですが、モンゴル女性は背筋をピンと張って大股でズカズカ歩くんですよ。
そういうわけで、モンゴルに来られる女性はぜひ周囲のモンゴル人に合わせて歩くようにしてみてください。