モンゴルの夏はやっぱりいいですねえ。
夏がくるたびにしみじみ思います。
日本のような蒸し暑さとは無縁、さっぱりさらさらの気候がとてもさわやかです。
じりじりと刺すような日差しの炎天下でも、日陰では涼しさを満喫できますし、家の中ではもちろん冷房なんか必要ありません。
今年からサマータイム廃止なのですが、それでも夜10時まで明るいというのは、やっぱりうれしいですよね。


そうそう、最近タイガービールがモンゴルで現地生産を始めたので、手頃な値段のビールの選択肢が増えたのがありがたいです。(とはいっても現地感覚からいえばやはり割高なんですが)


夏といえばキャンプですね。
今年も楽しんでいます。
最近も、川沿いでしばらくテント生活をしておりました。


日本の夏はもう7年も味わっていませんが、あのひどい蒸し暑さだけはやっぱり勘弁です。
そういえば、15年ぐらい前に日本でフォルクスワーゲンの中古車に乗っていたことがあったのですが、あるときからラジエターの調子が悪くなって、すぐにオーバーヒートしそうになるようになりました。
スピードに乗って走っている分には、走行風がラジエターを冷やしてくれて大丈夫なんですが、一旦渋滞につかまると、ぐんぐん水温が上がっていってしまうのでした。
で、そういうときにどうするかというと、エンジン内の熱をなるべく逃がすために、ヒーターを全開にするのです。
熱を運転席に逃がすわけですね。
炎天下でももちろんヒーター全開なんですが、汗がぽたりぽたりとたれるなかで、運転席でじっと水温計を睨みながら鎮座しているのはやっぱりかなりこたえました。
あれはきつかったですよ、ほんとうに。


ま、そういうことも記憶の片隅に追いやられるほどに年月が経過して、今はモンゴルで涼しい風に吹かれて川のほとりでキャンプを楽しむようになっているわけなんです。
ありがたいことですね。
ちなみにこちらのクルマはエアコンなんかなくても全然大丈夫です。