ウランバートル市内には古い建物がけっこう残っていて、それはそれで趣があったりもします。

捕囚にされた日本軍の人たちが建てたものも多いんですよ。


古いアパートは大抵天井が高くてかなり広々とした感じで気持ちが良いし、レンガ造りのものが多いので冬でもかなり暖かくてなかなか快適なんだ。
それなりに痛んでいて不便を感じたり不安な面もないわけじゃないんだけど、ウランバートルの時代の変遷を感じさせる古い建物はやっぱり良いね。なるべく残しておいて欲しいものです。


アパートの中には台所に釜戸がついているところもあって、薪や石炭なんかを入れて使っています。
ほとんどの家で電気コンロを使うのが主流になっているんだけど、日常的に釜戸で煮炊きしているアパートも少しだけど残っているんだ。
冬なんかだと部屋全体もかなり暖かくなってなかなか効率的だけど、良く考えるとこういう古い設備が大気汚染の深刻化に一役買っているんだろうねえ。