ウランバートル我が家の強風被害
一昨日の晩から翌朝まで大量の雪が降って、ウランバートルはまた冬のような様相になりました。
横なぐりの叩きつけるような雪が一晩中吹き続ける物凄い強風でした。
で、我が家にも被害が、
無残に垂れ下がるインターネットのケーブル。
今住んでいるアパートに引っ越してきたときにインターネット回線引き込み工事をプロバイダーにお願いしたら、アパートの屋上からただ無造作にLANケーブルをぶらーんと下げ、窓の横にドリルで穴を開けて部屋に引き込んだのでした。
ずいぶん乱暴で適当な方法だと思ったものの、他に方法はないんだとか。
そういわれて9階建てのアパートを外から見てみると、屋上からは相当数のケーブルがぶらぶらと垂れ下がって各戸に引き込まれています。
まー、これがモンゴルなのねということで腑に落ちないまま窓の外でぶらぶらしているケーブルを傍目に見ながらネットライフを続けていたのですが、さすがにマイナス40度の寒さの中を一冬ゆれ続けていたケーブルの経年劣化は激しかったらしく、結局一昨日の強風で断ち切られてしまいました。
悲しい…
しょうがないのでプロバイダーにお願いしてケーブルをまた新たに交換したわけですが、ネット使用できないまま不便な二日間を忍びました。
今は普通に使えるようになって至極快適でありますが、「いずれまた近いうちに切れちゃうんだろうなあ」というほぼ確実な予想と不安を意識の下層に無理やり沈めつつ、以前と同じように屋上からぶらりと垂れ下がったケーブルを見るともなしに見ています。
ま、このような事例はモンゴル社会の大なり小なりいろいろな場面で遭遇するので、かりかりしても始まらないのではありますが。
しばらく安泰なので良しとしましょう。
とにかくすごい吹雪だったなあ。
