モンゴルで一般的に飲まれているお茶と言うのは「スーテイツァイ」つまりミルクティーですね。
ただ、このミルクティー、塩で味付けしたものなんです。
初めて飲むと、ちょっとびっくりするかもしれませんが、飲みなれるとけっこう美味しいんです。
特に体の芯まで凍えるような寒い寒い天候の時なんか、ゲルで出されるスーテイツァイは、ほんと有難いです。
あったまるんですよね。体全体が。


このお茶、レンガのような塊になったお茶の葉を直接鍋に入れて煮出して作るんです。
茶葉はたぶん中国からのものなんでしょうね。
お茶とミルクと塩、モンゴルの人たちにとっては貴重な栄養源です。
日本人の感覚でいう「お茶」というよりも「スープ」という感じでとらえられているようです。
ですから、ご飯や餃子、脂身や揚げ菓子を入れて食べたりもするんですよ。