二匹でお出迎え

ウランバートル市内のとある幼稚園、園児たちを毎朝迎えるのは一組の生き物。
ペンキ塗りたてで、心なしか表情も生き生きしております。




ういっーす!




どもー!



相変わらず作りはかなり大雑把だけど、モンゴルには珍しくけっこう普通に可愛いいんじゃありませんか?
これなら幼児もこわがらないかも。 たぶん。
ただ青い色の彼が着ているのが拘束衣のようにも見えるのが、ちょっと気になります…。


こんなふうにペアになって、幼稚園児をお迎え。


なかなか微笑ましいですね。
経年変化でこれからどんな変貌を遂げるのか、ちょっと期待。


上の例は例外的に出来が良かったものですが、普通はやたら妙な印象を与えるオブジェがそこここに存在しています。
情熱はあるものの技術が追いつかないとか、子どもだましでオッケー的なやっつけ仕事感満載のものが多いですよね。
あるいは、遊牧民特有の荒々しさが血管にたぎっているモンゴルチルドレンの標的にされ、身動き取れないのをいいことに乱暴狼藉の限りを尽くされて放置されたようになっている哀れなオブジェもまた多いのです。




じゃじゃーん!謎の生物登場!




正面写真のアップで何かわかりますか?









はい、お馬さんです。
けっこう可愛いんじゃない。


相変わらずやっつけ仕事ですね。



ちなみにこの馬にもペアがいました。




アンシンメトリーの美学。
あるいは顔面崩壊の危機か。




これでも一応、馬だぜ。

不覚ながらちょっと可愛いかもと思ってしまった?



こちらの二匹はこんなふうにレイアウトされています。



こうやって見ると、ちゃんと二匹の馬として認識するんだから人間の認知能力っていうのは凄いっすね。
真ん中に写っているシーソーのプリミティブな魅力もなんともたまりませんな。



心を鷲づかみにされる物件がそこここにあるので、ウランバートルぶらぶら歩きはやめられませんね。





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