ウランバートルのアパートのドア脇に貼ってある電話番号って何？

ウランバートルのアパートのドアの脇には大抵電話番号を書いた紙が貼り付けてあります。

「ドア、カギ修理」と書いてありますね。

アパートのドアは一旦閉めちゃうと自動でカギがかかってしまうので、カギの閉じ込めしちゃうことがよくあるんです。
いくら開けようと思っても、防犯用の鉄製の分厚いドアはカギがない限りはお手上げであります。

そんなときは、慌てず騒がず、ドアの横に貼り付けてある番号に電話すると、カギの修理屋がほどなくして現れます。
待ってました！何かすごい職人業で魔法のようにスルリとドアを開けてくれるのかと思うと、大抵はガッツンガッツンとぶっといドライバーでカギ穴を破壊するだけなんですけどね…。
まあ、とりあえず家に入れるのでいいんですが、結局新品のカギユニットを買いに行ってもらって新規設置と相成るわけです。

この商売、けっこう需要があるらしくウランバートル市内のほとんど全てのアパートにはカギ修理業者の広告がペタペタ貼ってあります。
たしかにちょっとした不注意でカギ不携帯のままドアを閉めちゃうことってありますよね。
ちなみにわたしは今までに3回ほどお世話になりました。

カギ閉じ込めしちゃったときの絶望感はかなりのものですな…。