マイナス40度のウランバートル生活


寒い、寒いといいつつも、天気予報によるとモンゴルの寒さもようやくピークを越えて、今週から少しずつ暖かくなるようです。
といっても最低気温がマイナス40度から36度くらいになるということで日本にくらべればやっぱり寒いですよね。
今月のツァガーンサルを過ぎれば、モンゴル人的には春の訪れとなることでしょう。




せっかくなので寒ーいウランバートルの様子を少しご紹介。





この一年ぐらいで爆発的に増えた旧型プリウス
ウランバートルの町ではやたら目に付きますが、プリウスのダッシュボードに据えられたインフォメーションディスプレイに表示される外気温マイナス30度。
どうやら、マイナス30度までが表示限界らしく実際の気温はこれより寒いのです。






とあるショッピングセンターの風除室。




真っ白になっていますが、これはみんな霜がびっしりと張り付いたため。




冷凍室ですな。






マイナス30度を下回ると、バスの天井も凍りだします。
もちろん暖房はきいているものの、天井からの冷気は金属の継ぎ目から進入して来るため、乗客の吐く息が霜となって凍りつきます。
バスの構造にが思いがけずあらわになる冬の朝。




もちろん窓ガラスはガッチガチに凍るわけで、その模様もなかなか美しい。




こちらはミクロバスの車内。
凍りついた窓ガラスのために外はまったく見えないので、バス停の乗り過ごしにはご注意。






気温が下がる朝には時として濃霧が発生します。
顔の表面がきりきりと痛い厳しい寒さですが、なんだか美しい光景。





というような感じで真冬のウランバートルの様子をお伝えしました。
いくら寒くたってみんな普通の生活を営んでいるわけで、これがモンゴルの日常なんですよね。


冬の厳しい季節があるからこそ、モンゴルの夏はあれほど輝いて見えるのかもしれません。





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