ツァガンサル前の慌ただしさよ


ツァガンサル前のウランバートルは、買い出しの車で大渋滞。



ナラントールザハから太陽橋まで車がぎっしりです。




ザハでは旧正月に備えてお菓子類を買う人たちの姿も。





骨董の店も通常営業。





我々もいろいろと買い物してきました。




町中どこも込み合っているので、クルマに乗るより歩いたほうが早かったりもします。
山のような荷物を抱えてウランバートルの中を右往左往しながら、そういえばモンゴルって何をやるにしてもえらく時間がかかるよなあと改めて実感。
1つの用事を済ませるための移動時間に最低でも1時間は必要ですよね。




旧正月前のせわしないモンゴルに翻弄され続けた私たちですが、世情とは無縁なミミさんは暖かい寝床の上で転がり続けていたのです。





最高やね。




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モンゴルに到着しました

金曜日の晩にモンゴルに到着しました。
5ヶ月ぶりのモンゴルは飛行機から降りた途端に濃厚な煙の匂いで迎えられました。
相変わらずすごいですね。
最近は中国の大気汚染の報道が頻繁になされているようですが、ウランバートルも大変よ。


半年ほど離れていただけなのに、街の様子もいろいろと変化しています。
いつのまにかニョキニョキと新しいビルが建てられていますよね。


朝晩はマイナス35度ほどの気温なのですが、ひさしぶりに気持ちがピリリとひきしまる気持ちの良い寒さです。
そうそう、モンゴルの冬ってこういう感覚だよなあとしみじみ感じております。








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ウランバートルのキノコ人間


「職業の中で一番良いのはタクシー運転手。好きな時間に働いて、乗せてやってもいいと思った客だけを選んで乗せる。客が路上で手を挙げていても渋滞が激しい場所なら無視してもいい。乗せたところで気に入らなければどこでも好きな場所で降ろしてしまえばいい。」


これはモンゴルのニュースサイトに掲載されていたタクシーに関する記事の冒頭部分。(Монгол сервис:Такси




この記事を書いたダルハンさんという記者は朝仕事場へ行くためにタクシーを利用しようとしたものの、結局乗った場所近くのバス停に降ろされちゃったんだと。
おまけに1万トゥグルグで支払おうとしたら、両替拒否されてしまったのでバス停のわきにある店でジュースを買って、その釣り銭で支払う羽目になってしまったんだそうです。
「ドライバーは王様」なんだって。
早朝から買いたくもないジュースを買ったり、運転手とひと悶着あった挙句にバスに乗らざるを得ないことになってしまったダルハンさんは、おそらく怒りでプルプル震えながらこの記事を書いたんでしょう。




タクシー運転手たちは、路上で手を挙げている人を自分のタクシーに乗せることを「キノコ採り」と呼んでいるんだそうで、客を乗せたとたんに渋滞につかまる状況を業界用語では「毒キノコを採った」というんだそうな。
なんとなく面白い表現ですね。
でもダルハンさんは、ワシらは好きで毒キノコになってんじゃないって怒ってますが。


ウランバートル市内は自動車のナンバープレート通行制限が実施され、当然ながら利用できるタクシー(ほとんどが白タク)も半減したので不便を感じている人もけっこういるようです。




何かとイライラの募る都市生活ですが、本当に親切な人のタクシーにたまたま乗れた日は嬉しいもんですね。


タクシーの乗り方 - モンゴルにおります (フランス編)

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鼻毛の長さで測るウランバートルの大気汚染

あいかわらずウランバートルの空気の汚れは深刻ですが、空気の汚れを鼻毛の長さで表したらどうなるの?

Map | Clean Air Asia


冗談みたいなサイトですが、ウランバートルの大気汚染度は6段階の5番目「very poor」だそうです。
鼻毛もかなり伸びてます。



世界保健機関(WHO)によると、鉱業ブームを背景にした経済成長によって、首都ウランバートルはイランのアフワズ(Ahvaz)に次いで世界で2番目に汚染された都市となってしまった。」ともAFPは報道していますね。(世界第2位の汚染都市、バス高速輸送システムを導入へ 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News



この、「www.news.mn | Мэдээллийн эх сурвалж | Баянхошуунд нар мандахаа “больжээ”」には、最近のゲル地区の様子を写した写真が多数ありますが、驚くほどひどい状態。
バヤンホショーというのはウランバートル市街から北側、丘陵地帯にゲルが密集しているので煙がたまりやすいのです。



もう一つ別のモンゴルニュースによると(“Агаарын бохирдлыг бууруулахад хугацаа хэрэгтэй”)、モンゴルゲルで一般的に使用されているストーブは、石炭用ではないため煙がひどく出るようです。
ストーブを交換したり、自動車の通行制限などの改善策の効果が顕著に表れるまでもう少し待つ必要がありそうです。



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「奇妙な食べ物」 モンゴル編

モンゴルの食べ物といえば肉と乳と臓物がメイン。

「アンドリュー・ジマーンの奇妙な食べ物 (原題:Bizarre Foods with Andrew Zimmern)」とは、アンドリュー・ジマーンという元シェフでフードライターのおじさんがホストの番組で、毎回世界各地の「奇妙な食べ物」を紹介という内容。
で、この番組のモンゴル編。


モンゴル編は、ボーズやホーショールといった代表的な料理はすっ飛ばして、とにかく肉!肉!肉!という内容です。
最初に紹介するモンゴル料理がチャンスン・トルゴイ(羊頭の塩茹)ですからね。


動画は全部で5本に分割されていて、前半にはウランバートルの映像がけっこうたっぷりあるのが嬉しい。
ナラントールザハの深部に入り込んだ映像などいい雰囲気です。


ゲテモノを食べなれているアンドリューさんでも、ザハの食べ物を口にして絶句してしまうあたりがやっぱり見どころじゃない?








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厳寒を乗り切るテクニックをモンゴル人に見倣う

マイナス40度にもなるモンゴルの冬。
それに比べれば0度前後なんてなんでもないような気がするが、東京の冬はやっぱり寒い。
本当に寒い。
体の芯から寒くなる。
なんで?



モンゴルの冬といえば肌に突き刺さるような鋭い冷気、視界に入るものすべてが固く凍てついた世界になります。
そりゃあ、寒いよ、モンゴルは。
だからモンゴルから帰ってくると、ああ日本(関東地方)は、やっぱり暖かいなあとしみじみ感じるわけです。
でもね、しばらく日本で過ごしていると、やっぱりなんだか寂しいくらい体の芯から冷え冷えとしてきたりもするんですよ。
まあ、我が家の作りの問題なのかもしれませんが、家に帰ってもあまりホッとしないんですよね。



モンゴルの冬対策はなんだったんだろうって考えてみると、「お風呂上り」効果なんじゃないかと思います。
つまりね、お風呂で体が温まったらなるべく湯冷めしないようにしますね。
芯から温まった体をいかに維持するかっていうことなんです。




冬のあいだモンゴルのアパートは基本的に24時間温水暖房の恩恵に浴しているわけで、部屋の中はポカポカと温かい。
パール(温水ラジエターヒーター)がしっかり効いて、分厚い壁に問題がなければ、Tシャツ短パンでも過ごせるわけです、外でマイナス30度でも。
だから家の中にいるということは、まるで快適なぬるま湯に浸かっているような状態、体は冷えないのです。



で、外出する時には、もちろん冬用の長い下着を身に着け、分厚いコート、帽子、手袋で全身を包んで対策を施すわけです。
これは、外からの冷気を遮断するというよりも、すでに温まっている体をいかに温存するかということがポイント。
外に出てから体を動かさなければそれだけ早く体が冷えてしまうけど、早足で歩き続けたりしていればそれなりに温かさを保つことができます。
都市生活者の場合は体が冷え切ってしまう前にどこか暖房の効いた場所にとりあえず入れば体はまた回復します。



だからそれとは逆に長い時間戸外で過ごしたり、バスの中でじーっと座っていたりすると、モンゴルの寒さの厳しさがひしひしと伝わってきます。
特にザハで一日中外に立っている仕事なんかは本当にきつい。




モンゴル人はマイナス20度以下の温度でも、すぐ近くのお店へのちょっとした用事なら、半そでシャツ一枚で出かけたりしますよね。
あれはつまり、サウナから出て真水や雪の中に飛び込むようなもんでしょう。
体がしっかり温まっているということです。



モンゴル人が賃貸物件を選ぶ際のポイントの一つは、冬ちゃんと温かいかということです。
そりゃあそうですよね、一年の半分以上を暖房付生活を余儀なくされる環境ですから。



というわけで、モンゴル人風に防寒対策をするとしたら、まずは体をきちんと温めることから始めないといけないんじゃないかな。
一度温めた体を冷えないように外気から守ってゆくことがポイントなんでしょう。




体が冷えちゃったら、アツアツのモンゴル料理もいいかもね。



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「発掘! モンゴル恐竜化石展」へ行ってきました。

大阪の長居公園にある大阪市立自然史博物館で開催中の「発掘! モンゴル恐竜化石展」へ行ってきました。
手術室看護師が働く施術室はどんなところ?




モンゴル科学アカデミーほかの主催による特別展ということで、ウランバートルの自然史博物館にも展示してある恐竜の巨大な手の化石が会場入り口でお出迎え。





ダルボサウルスやサウロロフスの全身骨格や、かがみこんだ迫力あるポーズの展示などなかなか見ごたえがあります。




他にもいろいろと興味深い化石がありますが、ほとんどは複製ではなく実物だということで非常に貴重な展示です。




なぜか亀が多数あり。




化石そのものは勿論興味深いのですが、ゴビ砂漠に点在する各発掘地の特色や化石の発掘方法の解説がたいへん面白い。(この場所は蚊が多くて悩まされた、カッターナイフでそぎ取って作業したなど)



発掘地ごとにきちんとコーナー分けされていて、発掘方法や発掘地の特色を説明した短い動画が見れます。




単なる化石展示にとどまらず、モンゴルの発掘地の様子や雰囲気がとても詳しく説明されており、非常に面白いイベントでした。
モンゴルで生活していた身としては、ゴビの深奥部まで行っての活動は大変だっただろうなあとリアルに想像できて感慨深いものがあります。
化石発掘の様子を見てワクワクする子供は、将来古生物学者を目指したりするかもしれませんね。




「発掘! モンゴル恐竜化石展」の入場券で、大阪市立自然史博物館の常設展示も見ることができるのですが、こちらもなかなか興味深い。


常設展示にも恐竜化石などありますが、こちらの昔ながらの博物館の雰囲気もいいもんです。




でも、膨大な数のセミの抜け殻が置いてあったり、



フンコロガシの10倍拡大模型(フンも10倍に拡大)があったりして、なぜかムシ関係には力がはいっています。



きわめつけはゴキブリの10倍模型(台所付)。



思わずのけぞるリアルさ。






大阪市立自然史博物館、お勧めです。





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