モンゴル人って騒音に寛容ですね

monmole2011-01-06

モンゴルの人たちって、騒音に対する感覚が日本人と全然違うんだなあってつくづく思います。
バスに乗っていると、運転手がとんでもない大音量でモンゴル歌謡曲を流しているし、アパートなんかでも建物が揺れるんじゃないかと思うほどの大きさの音でステレオをかけていたりするんですよね。
うちは9階建てのアパートの5階に住んでいるんですが、あるとき上の階からやっぱり滅茶苦茶な大音量でヒップホップ音楽が流れてきました。
腹の底にずんずんと響いて内臓がおかしくなるんじゃないかっていうほどの大音量です。ほんとうに。
辛抱できずにうちのすぐ上の住民に文句を言いに言ったら、実はうちの真上の家からの音ではなかったのでした。
なんだなんだと思いながら、騒音の出所を探しに言ったらなんとアパートの最上階(9階)の部屋からです。
うちは5階だからまだそんなにうるさいほうではなかったんですね。でも、大音量ヒッポホップの真下の住民はさぞかしたいへんだったでしょう。鼓膜が破れてもおかしくないほどですわ。
ステレオ以外にも突然夜中にドリルで壁に穴開ける工事始めたりと、団地での集団生活というルールなんてまったく考えていない人が本当に多いんですよね。
モンゴル人って不思議なことにこういう騒音には比較的寛容なようなんです。
もちろんクレームを言うこともありますが、大きな音が近所迷惑とか非常識な行為だっていう感覚は日本人に比べるとはるかに少ないようです。
普段の喋り声や人を呼ぶときの声量も日本人よりも数段レベルが上ですよね。


個人的に辛いなあって思うのは、長距離バスの車内での音です。
ダルハンやエルデネットへの長距離定期バスは便利でよく利用するのですが、道中が辛い。
何が辛いって、大抵モンゴルのコメディーショー(ホシンショグといいますが、まあいわゆるモンゴル版「8時だよ、全員集合!」ですね)のビデオを延々かけまくるんですよね。
乗客向けのサービスなんですようが、エルデネット行きのバスなら片道6時間(往復12時間!)、これは辛いー。
いやいや、あれはあれで面白いって言う人もいるとは思うんですけど(たしかにモンゴル人は老若男女問わず大好きです)、個人的にはとにかく勘弁して欲しいです。拷問と言ったら言いすぎでしょうか。
なにしろ頭が割れるぐらいの大音量でやられるんですから。
実際にスピーカーから出る音声も、しっかりわれてます。
つかれるわー。


で、最近愛用しているのが、耳栓です!
ネットで調べてみると耳栓っていろいろ種類があるんですね。
特に騒音カットのレベルの最高値のNRR 33という規準を満たした耳栓は最高ですねえ。
ウレタンフォーム製の耳栓は低反発素材のように耳の中でじわーっと広がってぴったりフィットします。
おかげでいやな騒音もばっちりカット、まったくの無音になるわけではないものの不愉快な音を完全に遮断するので、大音量の中でも快眠を楽しむことができます。
今までいろいろと試してみて、個人的に気に入っているのがMOLDEXというアメリカのメーカーのCamo Plugsという耳栓です。
Moldex Japan

やや硬めの材質ですが、遮音性はピカイチですね。
これに出会ってから、長距離バスの騒音攻撃にへっちゃらになりました。
周りがうるさいときには自宅でも愛用しています。
夜もぐっすり眠れるのでほんとうに重宝しています。


モンゴルで生活しているとなるべくストレスを溜め込まないように気をつけるようになりますが、騒音って目に見えないだけに知らず知らずにストレス蓄積の原因になっていることがありますよね。
モンゴルで長距離バス移動する方は、質のいい耳栓を一つ持っていくといいですよ。


MOLDEX 使い捨て耳栓 コード無し 6608 Camoplugs 5ペアパック

MOLDEX 使い捨て耳栓 コード無し 6608 Camoplugs 5ペアパック