照明効果には理由があるのです。

サンサール地区の北側には、鳥とウサギと猿とゾウのモニュメントがあります。
モンゴル人なら誰でも知っているチベット仏教圏では有名な訓話を基にした像なんです。


サンサール地区は煤煙公害の特にひどい場所でもあるので、スポットライトに照らされたモニュメントも煙で光が拡散されてこんな感じになります。



スピルバーグ映画の照明みたいでカッコいい。


北側のゲル地区から降りてくる煙は夜や朝に特にひどくなります。
いろいろと対策がとられようとしているみたいですが、今のところ濃ゆい煙は相変わらずです。


外を歩くと煙に燻された匂いが髪の毛や洋服の繊維の中まで染み込んできますが、これもまた冬のウランバートルの匂いなんですね。




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